コラム
■ 第1回 ワケあり商品が売れるワケ
ここ何年か、「ワケあり」という言葉が通販を賑わしています。買い手側の「少しでも安く買いたい」という意識と、売り手側の値を下げざるを得ないという、事情を集客の要にするという仕掛け。どちらも通販との相性が抜群のために、通販市場拡大に多大なる貢献をしています。ワケありは安さ自体も人気ですが、消費者の心をつかんだワケは、産地などの付加価値を偽装する売り手が横行したことにありそうです。逆に原価価値を正直に言ってくれたほうが安心して買えるという消費者マインドを上手くつかんだわけです。ブラント品だから高いと付加価値を偽装されて裏切られるよりも、「傷があるから安い」などと価値が低い理由を正直に言ってもらった方が、よほど安心して買えるという心理があるのではないでしょうか。
参考資料:「宣伝会議」2011 2/15号 株式会社 宣伝会議